近年、大地震や水害・土砂崩れなどといった大規模な自然災害の発生が増えてきています。
そうした自然災害は、いつ起こるのかどこで発生するのか…誰にも分かりません。
ですから、私たちは「いつどこで」そうした事態が起こっても困らないように災害に対する備えをしていかなくてはならないのです。
そこで気になるのは、災害対策としてどのようなことを備えておけばよいのかということです。
非常食などを非常持出し袋に入れておいたり、また避難経路をきちんと知っておくことももちろん大切です。
ですが、何よりも大切だと言われているのは「水の備蓄」なのです。
水というのは、私たち人間が一日でも欠かしてしまうと生命維持に危険が生じてしまうとても大切なものです。
そんな水を災害対策として各家庭でしっかりと備蓄しておくことは、自分自身や家族を守るために重要な備えだと言えるでしょう。
そこでここでは、災害対策としての水の備蓄について考えていきたいと思います。
水の備蓄は、水そのものが汚染される可能性がある水害や土砂崩れなどの災害、また水道管などの破損の心配がある地震などの災害の時には必ず必要な備蓄です。
しかし、ただ「水を備蓄しよう」といっても、どのような用途の水をどのくらい備蓄するべきか分からない人は少なくありません。
そこでここでオススメするのは、まず一人当たり一日3リットル必要だと言われている飲用水などの水の備蓄です。
一人当たり3リットル準備しようと思ったら、家族の人数が多いとかなり大変だと思われるかもしれません。
飲用水のための水の備蓄は、もちろんこの量を備蓄するのが望ましいですが、難しい時はいつも買っているペットボトルの水を多めに買って置いておくところから始めましょう。
ただし、ペットボトルの水には賞味期限がありますから、定期的にチェックして新しい水と交換して備蓄するようにしましょう。
また生活用水の備蓄もしておきたいところですが、これは1人当たりの必要量が多いこともあり備蓄には限界があります。
ですから、水に代わる代替品を備蓄して対応するのがオススメです。
このように、日頃から災害対策のために水について考えるのが、まずは一番重要なことです。
あなたもぜひ、水について考えてみてくださいね。