水は災害の時こそ特に大切です

水は災害の時こそ特に大切です

近年、地震や水害などの自然災害の発生が多くなってきています。
2011年におこった東日本大震災や、2016年に発生した熊本地震などの災害を機に、人々の間で見直されるのが「水」の重要性です。
現在、日本には「世界一安全な水道水」と呼ばれる水道網が整備されています。
ですから災害などが起こっていない時には、誰もが「蛇口をひねれば水が出る」ということが当たり前だと思っているようです。
しかし、現在のように生活に必要な水のほとんどを水道水に頼って生きている私たちにとって、万一災害で水道が使えなくなってしまったらどうなるのでしょうか?
ここでは、そうした災害時にこそ大切な「水」について考えていきたいと思います。

今回は、近年頻発している地震災害を例にして考えていきます。
震度6~7といった大地震が発生した時、地殻の変動などで道路が破損します。
その時、道路の下に埋められている水道管が破裂したり破損するなどしますし、浄水場などの水道施設も破損してしまう可能性があります。
大きな地震であればあるほど、その破損規模は大きいため復旧に時間がかかり、水道水の供給が可能になるまで長い期間を要してしまうのです。

過去の大地震の時の事例を挙げると…東日本大震災の時には水道の完全復旧までに約1ヶ月、また1995年の阪神淡路大震災の時には約3ヶ月ほどの時間を要したと言われています。
こうした期間は給水車や市販のミネラルウォーターなどを被災者に配布するなどして対応していたようです。
しかし、そうした対応には人手もかかりますし被災者にも十分な水が行き渡らないなどの問題もありました。
このようにしてみると、生活に必要な水を断たれるということがどれだけ大変なことなのかが分かっていただけるかと思います。

では、このような大災害に備えるためにはどうすれば良いのでしょうか?
国や自治体では、災害への備えとして各家庭で水を備蓄するように勧めています。
毎日の生活において、私たちは1人が1日200リットル以上の水を使っていると言われています。
各家庭で、家族の人数分の水をそれだけ備蓄するのはとても大変なことですが、できるだけの備蓄はするようにしましょう。
ペットボトルで水を購入しておいたり、ポリタンクで貯水をしておくなどしておけば安心です。
また、災害時には雨水を有効利用するなどの知識も持っておけば、より安心ですね。
あなたもぜひ、こちらを参考にして災害時への水の備えを始めてみませんか?